ジンバルカメラとは何ですか?
手ブレ補正装置
動画や映像の撮影に関する文脈で使われる場合には、ジンバル(gimbal)機構を持つ手ぶれ補正装置のことを表します。
ジンバルは、主に動画の撮影で使用します。カメラの振動やブレを防ぐもので、ジンバルに装着して撮影します。
ジンバルとは手ぶれ補正装置の一種で、動画撮影で主に使われます。
カメラで手ぶれ補正を行う、レンズ内手ブレ補正やセンサーシフト式のブレ補正とは違い、カメラ自体を動かしてブレを補正するので、動きながらなどより大きな動きにも対応できるのが特徴です。

回転軸と補正
- ジンバル機構は、古くから、船の羅針盤を保持する装置などで採用されてきました。
- 2軸以上ある回転軸のすべてが一点で交わる仕組みにより、振り子の原理で、回転の中心に位置するものが上下左右の動きに影響されにくくなります。
- 手ぶれ補正のための装置全般を、「安定器」という意味でスタビライザー(stabilizer)と呼ぶこともあります。
- ジンバルは一般に、モーターを搭載した電動式スタビライザーのことをいいます。
ジンバルを使用すると、撮影者が動いたり歩いたりしても、カメラの向きを一定に保って揺れや傾きを軽減できます。
ジャイロセンサー(角速度センサー)が傾きを感知して、モーターを制御するからです。

2軸と3軸
- 2軸ジンバル
- 2軸ジンバルは、ティルト(縦)とロール(回転)の動きを制御します。
- 3軸ジンバル
- 3軸ジンバルは、それら2つに加えて、パン(横)の動きにも対応しています。
- 3軸ジンバルの撮影
- 3軸ジンバルは、2軸ジンバルよりもブレの少ない撮影が可能です。
ジンバルの多くは、上下・左右の傾きと水平方向の回転を補正する3軸ジンバルを採用しているため、どれも高い補正力が期待できます。

動画撮影での使用
- 大きな動きに対応出来るジンバルは、撮影者が動き回るような撮影に向いています。
- 例えば歩きながらの撮影など、プロのカメラマンでもブレてしまう条件でも、滑らかで見やすい映像を撮影する事が可能です。
- 左右の傾きを補正するのが得意なので、常に水平を保った映像を撮影できる事もポイントです。
- 歩きながらの撮影は、ジンバルやジンバルカメラの最も得意とする撮影方法のひとつです。
ジンバルでは映像の水平は保たれながら、歩く際の動きが映像のわずかな上下動として発生します。
一般的なジンバルが3軸でぶれを補正し、縦方向(z軸)の補正が無いからです。

一体型の機材
ジンバルカメラとは、ジンバルとカメラが一体となったカメラで、動きながらなど通常はブレてしまうようなシーンでも、滑らかな映像が撮影できる特徴があります。
ジンバルカメラとは、ジンバルとは違い手ブレ補正機構とカメラが一体化した機材のこと。
事前のバランス調整をせずにすぐ撮影できる手軽さがポイントです。
- 手のひらサイズのコンパクトな商品が多く、カバンやポケットに入れて手軽に持ち運べます。
- 取り付けやバランス調整の手間なく、起動してすぐに撮影を開始できる簡便さも魅力です。
- コンパクトなためセンサーサイズが小さなことが多く、暗い場所での撮影はやや不向きです。
機器の種類
- スマホ用ジンバルの一部はデバイスの幅に制限があるので、自分が使っているスマホを取り付けられるかしっかり確認しましょう。
- カメラ用のジンバルは特に重さをチェック。
- ジンバルの積載重量を超えてしまうと、モーターに負荷がかかり故障の原因になる場合もあります。
- カメラ本体だけでなく、大きいレンズを付けたときの重さも合わせてチェックしてみてください。
スマホ用のジンバルは、機材を手に持って撮影します。
カメラ用ジンバル(ミラーレス・一眼)は、本格的な動画撮影を目的とする方におすすめです。
3軸や2軸のモーターにより手ブレを自動で補正するのが特徴。歩き撮りでも滑らかな映像を実現できます。
操作時の注意
- 使用中はカメラ部分を手で握らず、モーターの働きに合わせるのがポイントです。
- 電子ジンバルを使用する際には幾つかの注意点があります。
- その一つが電源を入れた後に可動部分を直接さわって動かしてはいけないという事です。
- 内蔵されたモーターに逆らって無理やり動かすと故障の原因となるので注意しましょう。
- カメラの向きを変えたい時は、ジョイスティックなどカメラの機能を使います。