プロジェクターの1ヶ月の電気代はいくらですか?
電気代の計算式
プロジェクターの電気代は、以下の計算式で求めることができます。
電気代(円)=消費電力(w)÷1,000×使用時間(h)×電力量料金単価(円/kwh)
このように、消費電力と使用時間が増えるほど電気代も高くなる仕組みです。
- 消費電力65wのプロジェクターを1日3時間、31円/kwhの単価で使った場合
- 「65÷1000×3×30×31=約181円」となります。
- 消費電力が300wのプロジェクターを1時間使用した場合
- 電力量料金単価を31円/kwhとすると、「300(w)÷1,000×1(h)×31(円/kwh) 」で、9.3円かかる計算になります。

使用時間ごとの目安
- フルHD:消費電力135w
- 1時間あたりの電気代:約3.65円
- 2時間使用(映画作品鑑賞など):約7.3円
- 3時間使用:約10.95円
- 1か月使用(30日間・毎日3時間使用):約328.5円
- 4K:消費電力180w
- 1時間あたりの電気代:約4.86円
- 2時間使用(映画作品鑑賞など):約9.72円
- 3時間使用:約14.58円
- 1か月使用(30日間・毎日3時間使用):約437.4円
※使用頻度の高い「フルHD解像度、DLP方式」での投影。
※解像度や投影方式などによって、消費電力(w)や電気代が変わります。

つけっぱなしの場合
モデルによりますが、1ヶ月(24時間×30日)つけっぱなしにした場合、電気代の目安は約1,100円〜6,700円です。
【24時間30日間つけっぱなしにした場合の電気代】
※電気料金単価31円/kwhで算出
- モバイル/小型モデル
- 消費電力(目安)50w 1ヶ月の電気代:約1,116円
- 一般的な家庭用LEDモデル
- 消費電力(目安)100w 1ヶ月の電気代:約2,232円
- 高輝度・水銀ランプモデル
- 消費電力(目安)300w 1ヶ月の電気代:約6,696円
電気代そのものは、LEDモデルであれば月額2,000円程度と、驚くほど高額というわけではありません。

消費電力に関わる要素
プロジェクターは、持ち運べる「ポータブル型」と、リビングなどに固定して使う「据え置き型」で消費電力が大きく異なります。
ポータブル型は消費電力が35w〜65wと非常に低く、電気代を最も安く抑えられるカテゴリです。
据え置き型はポータブル型より消費電力が上がりますが、それでも65w〜120w程度であり、液晶テレビと同等かそれ以下の電気代で大画面を楽しめます。
- 消費電力65w以下のポータブル型を選ぶのがおすすめです。
- 据え置き型を選ぶ場合でも、消費電力が100w前後のものを選ぶと、液晶テレビと同等の電気代に収まります。
- プロジェクターの消費電力は「映像の明るさ(輝度)」に比例します。
- 高ルーメンほど消費電力が増えます。
また、解像度が高い4Kは消費電力が大きく、フルHDはバランス型、WXGAは比較的電気代を抑えやすいのが特徴です。

光源の種類
プロジェクターの光源には「水銀ランプ」「LED」「レーザー」の3種類があります。
電気代を安く抑えるなら、発光効率がよく消費電力が低い「LED光源」または「レーザー光源」を選びましょう。
また、LEDやレーザーは光源寿命が20,000〜30,000時間と非常に長いため、数年ごとのランプ交換費用(1〜2万円)がかからず、トータルのランニングコストを大幅に抑えられます。
- LED光源:消費電力が低く、ランプ寿命が長いため、長期的な節電効果が期待できます。
- レーザー光源:初期コストは高いものの、効率の良い光源であり、消費電力を抑えつつ高品質な映像を提供します。
- 高圧水銀ランプを採用した製品は消費電力が高く、ランプ交換が必要なため、節電目的にはあまり適しません。
使用時の設定
多くのプロジェクターには、映像の明るさ(輝度)を少し落として消費電力を抑える「エコモード(省電力モード)」が搭載されています。
エコモードを活用することで、通常時と比べて消費電力を30%〜40%ほど削減できる機種もあります。
夜間や暗い部屋で使うことが多い方は、エコモード搭載機種を選ぶと大幅な節約につながります。
- 夜間や部屋を暗くして視聴する際は、設定画面から「エコモード」や「省電力モード」をオンにしましょう。
- 映像の輝度を少し下げるだけで、消費電力を30%〜40%ほどカットできます。
- 遮光カーテンを閉めたり、部屋の照明を落としたりして視聴環境を暗くすれば、プロジェクターの輝度設定を低くしても映像がくっきり見え、結果として電気代の節約につながります。
待機電力
プロジェクターは、リモコンで電源をオフにしても「スリープモード(スタンバイ状態)」になり、微量な待機電力(約0.5w〜2.0w)を消費し続けます。
本体の主電源を切るか、コンセントからプラグを抜くことで待機電力をゼロにできます。
1ヶ月あたり数円〜十数円程度ですが、気になる場合は長時間使わないときにコンセントを抜くことをおすすめします。