カメラを家で保管するにはどうしたらいいですか?
ホコリと湿気
カメラやレンズを机や棚に置きっぱなし、押し入れやカメラバッグに入れっぱなしにしていませんか?
カメラやレンズにとってホコリや湿気は天敵。
ホコリがカメラやレンズの内部に入ってしまったり、湿気によりレンズにカビが生えてしまうと簡単に取り除くことができません。
カメラやレンズはどこにでも置いておけば良いというわけではなく、きちんと正しく保管する必要があります。
- ホコリがレンズやカメラのセンサー部に入ってしまうと簡単に掃除できませんし、撮影の際の写り込みの原因になります。
- 更に湿気が原因でレンズに曇りが現れたりカビが生えてしまいます。
- カメラやレンズの内部にホコリ混入した場合、カビてしまった場合は分解してクリーニングするしか方法がなくなりますので、カビを発生させないようにすることが大切です。
- またカメラやレンズのクリーニング(ホコリやカビの除去)はメーカー保証対象外です。

湿度の管理
一般的にカメラやレンズを保管する適した湿度は40〜50%程度といわれています。
湿度が60%を超えるとカビ発生の原因になりますし、また湿度が極端に低い環境でも良いとはいえません。
したがって、適切な湿度に保つ必要があります。
また寒暖差が激しいと結露にもつながりますので温度差も気を配る必要があります。
- 最適な湿度
- 最適な湿度は、40%〜50%前後になります。
- 湿度計
- 湿度計が付属していないドライボックスの場合、湿度計を収納して湿度の管理をおこないます。
- 温度差
- 急激な寒暖差により結露が生じてしまう事があり、それがカメラ基盤を損傷させてしまうケースも見られます。

保管用のケース
まずはカメラやレンズを保管するケース(入れ物)を用意します。
ケースに入れることでホコリの進入を防げますし、密閉することにより湿気が入り込むのを防ぐこともできます。
- ドライボックス(防湿庫)
- 簡易ドライボックスまたは密閉容器
防湿庫は、密閉ができるカメラ専用のキャビネットで、常に安定した湿度が保てるのが特徴です。
予備コンセントがあるタイプ、鍵がかけられるタイプ、電子制御で湿度コントロールができるタイプなどがあり、コレクションも兼ねた保管をしたい方にもおすすめです。
手軽に保管するなら、プラスチック製の密閉容器内に乾燥剤を入れて収納する、簡易ドライボックスがあります。
- 小さいタイプからキャビネット型の大型タイプまであります。
- 常に安定した湿度を保てるので安心して保管できます。
- 密閉し、湿気とホコリから守ってくれます。
- 中に乾燥剤を入れ、簡易的な湿度計を入れておけば湿度のチェックもできます。
- こまめな湿度チェックと乾燥剤の交換が必要です。

保管前の清掃
使い終わったカメラやレンズはホコリが付着しています。
保管する前に清掃をしっかり行います。
密閉空間にカメラやレンズを保管するのに、汚れを持ち込んでは意味がありません。
- カメラアクセサリーメーカーなどが販売しているブロアーなどでカメラやレンズのホコリやチリを吹き飛ばします。
- また表面の汚れや油脂分もクリーニングクロス等でふき取ります。
- 手汗や油脂分はカビの栄養源となるため、しっかり拭き取ります。
- 保管前にはカメラやレンズの手入れをしっかり行い、ホコリ、汚れや油脂を持ち込まないようにする。

バッテリーの保管
バッテリーはカメラから取り外して保管します。
接点汚れ、ショート等を防止するため、必ずポリ袋などに入れて、金属から離して携帯・保管してください。
バッテリーを長期間使用しない場合は、機能を維持するために、1年に1回程度充電してカメラ本体に装着し、使い切ってから保管してください。
バッテリーを使い切るには、動画やスライドショーを再生して、電源が切れるまでそのままにしてください。
レンズと一時保管
レンズは保管するとき取り外しするかどうかですがレンズを装着したまま保管しても問題ありません。
それよりもレンズ付替えや外す回数を増やすとその分、ホコリが混入するリスクが高くなります。
また、レンズを取り外す場合はカメラレンズ取付部にキャップをして保管します。
- レンズ交換する間だけなどの一時保管時にも注意が必要です。
- 目に見えなくても、空気中にはゴミ、ホコリ、チリなどが浮遊しています。
- レンズ交換はホコリやゴミが入り込むリスクが高い瞬間です。
- 出来るだけすぐに、キャップを取付ていただくことで、ホコリの混入リスクを抑えることができます。
- センサーやレンズ面が天部に向く置き方ではなく、横向きに静置し、ホコリが落下しないようにしてください。
避けたい保管場所
戸棚、引き出しの中、机上などはホコリやカビのリスクが高いと言えます。
カメラバッグに入っていてもリスクがあります。
押し入れやクローゼット、カメラバッグの中、密閉性の高い棚の奥など、空気の流れが少ない場所は湿気がこもりやすく、カメラの保管場所には不向きです。
- 濡れたまま・冷えたままカメラを収納するのは避けたい行動です。
- 使用後はタオルで水気を拭き取り、しばらく室温に置いて温度と湿気を落ち着かせてから収納するのが基本です。
- 直射日光が当たる位置での保管はお控えください。
- 保管する際は、直射日光を避けた風通しのよい場所を選ぶのが基本です。
- カメラやレンズはホコリと湿気に注意。