マイク付きイヤホンとイヤホンの違いは何ですか?
マイクの有無
マイク付きイヤホンとは、スマホやパソコンなどと接続して音声を聞くイヤホンの機能だけでなく、音声を入力するマイクの機能も付いているイヤホンのことです。
「マイク付きイヤホン」とは、名前の通りマイクを搭載しているイヤホンのこと。
ヘッドセットはマイクが一体化した製品で、ヘッドホンやイヤホンは音声を聞くことに特化しています。

通話と音声入力
- イヤホンなのでハンズフリーで通話やオンライン会議などのやりとりをすることができ、両手を塞がないので作業をしながら電話をしたり、両手でスマホゲームをしたままボイスチャットをしたりすることができます。
- スマホをバッグなどに入れた状態でハンズフリー通話でき、両手をあけたまま話せます。
- 音楽を聴いているときも着信があればイヤホンを付けたまま応答して会話できるので、仕事中や家事で手が離せないときにも便利です。
- スマホでの通話などを楽しむだけでなく、テレワークやWeb会議などにも使用できる「マイク付きイヤホン」。
- 友達とオンラインゲームをプレイする際のボイスチャットにも利用できます。

端子の見た目
- 3極 3.5mm フォーンプラグ
- 左側がマイクがないスタンダードなイヤホンの端子で、「3極 3.5mm フォーンプラグ」といいます。
- 4極 3.5mm フォーンプラグ
- 右側がマイク付きイヤホンの端子で、「4極 3.5mm フォーンプラグ」といいます。
- 3極
- 3極→3つの接点(役割)を持っている
- 4極
- 4極→4つの接点(役割)を持っている

接点と回路
イヤホンの端子の金属部分の数(極)だけ、電気信号の回路があるということです。
- 左耳に聞こえる音(L+)
- 右耳に聞こえる音(R+)
- グランド(GND-)
4極の回路には、「左耳に聞こえる音(L+)」「右耳に聞こえる音(R+)」「グランド(GND-)」「マイク(MIC)」があります。
そうです、4極にはマイクの回路が追加されています。

規格の違い
- 4極イヤホンには、CTIA規格、OMTP規格といって2種類があります。
- CTIA規格(Cellular Telephone Industry Association)は、今の日本の主流の規格。iPhone、PS4、Switchなどはこの規格。
- CTIA規格は、端子の先端から、「左耳に聞こえる音(L+)」「右耳に聞こえる音(R+)」「グランド(GND-)」「マイク(MIC)」の順。
- OMTP規格(Open Mobile Terminal Platform)は、2011年頃、日本でもXperiaで採用されていたり、欧州では主流の規格。
- OMTP規格は、端子の先端から、「左耳に聞こえる音(L+)」「右耳に聞こえる音(R+)」「マイク(MIC)」「グランド(GND-)」の順。
- この2つの規格では、「グランド」と「マイク」の位置が入れ替わっています。
接続時に起こる現象
CTIA規格の端末にOMTP規格のマイク付きイヤホンを繋いだ時に、「イヤホンが認識されない」「マイクの音が入らない」という現象が起きてしまうのです。
規格が異なる端末とイヤホンを接続すると、音が出ない可能性がある。
3極対応端末に4極のマイク付きイヤホンを挿すと音が鳴らないことがある。
また、イヤホンのパッケージに「iPhone対応」や「PS4/Switch対応」と書いていればCTIA規格であることはほぼ確実ではあります。
マイクの位置
- マイク付きのイヤホンは、モデルごとにマイクの搭載位置が異なります。
- クリアな音声で通話したいなら有線の場合、マイクが口元に近いモデルを選ぶのがおすすめ。
- 周囲のノイズが入るのを防止できます。
- マイクが口から遠いとノイズが多く乗ってしまい、相手方が聞き取りにくくなってしまう場合があります。
- 口から離れすぎない場所にマイクがくるイヤホンを選択するのが良いでしょう。
ノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリング機能には2つの種類があり、音楽を自分が聞く際に周囲の雑音を消してくれる「アクティブノイズキャンセリング」と、音声通話時に周囲の雑音を消して自分の声を明瞭にしてくれる「CVC(Clear Voice Capture)」というものがあります。
マイク付きイヤホンで通話をする際に活躍するのが、後者の「CVC(Clear Voice Capture)」です。
これは、入力された信号のうち人の声だけを抽出して、通話相手にクリアな音声を届けるというものです。
例えば風の強い場所での風切り音や、車を運転しているときのロードノイズなどを取り除いて、相手に自分の声だけを伝えることができるという優れものです。